と〜さんが寝ていても1日家で


ドアの閉まる部屋でと〜さんはずっと寝っぱなし。
それでも、ボウズとか〜さんも、
どこにも出かけず、1日家の中で平和に暮らせた・・・。
少なくとも1年前では考えられなかったことだ。


ひさびさに、か〜さんとのカラダあそびもじっくりやったら
壁をつかった逆立ちができるようになっちゃった。
そういうことは、我が家では、か〜さんの担当。
忘れちゃいかんのだったよ。


お絵描き、電車ごっこ、家事手伝い、カラダあそび、
と緩急・動静を、ボウズの様子をみながらちょっとだけ意識して、
「みて!」「これやる!」というタイミングには
ひとまず素早く反応することも意識してやってみた。
あんまり、これまでには、そういう気持の余裕も持てなかったしねえ。


洗濯を干そうかと思ったタイミングで、
なにかのごっこをやろう、と言われ、
いつもなら、「ちょっと先に洗濯終わらしちゃうから待ってて」
というところなのだが。
いや、まてよ、どうせ部屋干しだし、何も急ぐ必要もないし、とすぐ気づいたから
「か〜さん洗濯が・・・いや、いいやいいや、うん、先にそれやろう。」と言えた。
それで、何もさておいて、一緒に、用意された場に座ったんだ。
そうしたら、ほんの数分つきあったぐらいで、
「はい、いいよ、洗濯行って来てください。つぎの準備していますから。」
だってさあ!
「どうぞどうぞ」と手ぶりまでつけちゃってさ。
それでしばらく本当に、勝手になんだかやっていた。
コレなんだよね、コレ!
平日の朝夕なんかには、なかなかできないやつね(笑)。


そういうふうにすれば、説明なんていらない。


「子供にも、きちんと説明したほうがいい」という専門家の方もいらっしゃるし、
場合によっては、そうだろうな、というときもあるんだけれど。
それも、口と態度が裏腹では、まったく有効でないどころか、悪影響なのであって。
そういうことをしていると、言葉ばかりが入ってしまって、
言い訳上手みたいなことを育ててしまう、という話もあって。


一番大切なのは、大人たちの立ち方、姿勢なんだよね。
子供にしっかりとむきあうというのは、本当に、裏表なく、
自分のやるべきことに淡々と、ていねいに、美しく向かっていることにほかならない。


なにより、そういうふうにすごしたほうが、
自分も疲れないし、気分もよいし、まわりの空気もよくなるし、
全体的にやさしくまあるくなるんだよね。


はい、本日もレッスンありがとう!ね。