うそみたい、こんなときがくるなんて


とっても月並みな表現しかでてこない。
こういうときって。


差し入れを持って腰の様子をみにきてくれた友人は
かれこれ1年ほど、お互いに子を一緒に連れ回しながら
いろいろ動いて来た仲間だった。
さいきんボウズと同じ2歳になったばかりの女の子がいる。


どちらの子も、わりと人見知り場所見知りタイプで、
連れ回した先で遊びまわるということもなく
ずっと抱っこやオッパイ、「外に出る」と泣く・・・
という感じだった。


女の子のほうが先にちょっと慣れて来たんだったかな、
ボウズも、同じにおいのするタイプだからか
ずっと気にしてみてはいた。
その子のお母さんのほうには少しずつ気を許すようになって、
唯一、すこしみてもらって離れても大丈夫になってきてさ。


ボウズ、ここのところの著しい自我の目覚めで
また一段、人と交わる気がでてきていたみたい。
昨日は、来る前からずっと楽しみにしていた。
会ったすぐはやっぱり照れてかたまって、
そのうち舌をペロペロ出していたけれど。
一緒にごはんを食べて元気が出てからは、
「おいで〜」「これはね、こうするんだよ」なんて
おにいちゃんになっちゃって、
勝手にふたりで遊びはじめた。


家の中を、おもちゃを持って行ったり来たりして
そのあいだか〜さんたちが話しつづけていても
ぜんぜん気にせずにウロウロ遊びまわっていたよ。
ずっと一緒にひっついて、ときには笑い声まで聞こえてさ。


信じられない〜。
こんなときがくるなんてほんと、うそみたい。
あまりにふたりで仲良くやっているから、
その様子が伺いたくて落ちつかなかったよ(笑)。


そのうえ、そのあとはふたり一緒に昼寝。
同時に!!
人がいると決して寝なかった子だ。
自分の家でもね。


じっくりゆっくり、手に負える範囲で
手を出していく子なのかもしれないなあ。
待っていれば何も心配いらないね。
大丈夫だきっと。


それにしても、こんなふうなら・・・
2歳になりたてのころすでに仲良くなってきていた
同じ月産まれの子とだったら、どうなっていただろう。
あのままちょくちょく一緒に遊んでいたら、
もっとはやくこんなときが来ていたかもしれないなあ、
なんて、またちょっと残念に思ったりしたよ。


同じ慣れた場所、仲間と
少しずついろいろな体験をしていくってこと、
同じパターンやリズムを繰り返して覚えるってこと、
やっぱり幼子には大切なのかもしれないなあ。


この腰痛は、そんな面からも、
行動の見直しを考えさせられる機会になったよ。