雪の節分に味噌仕込み


朝おきたら真っ白。
久しぶりだ。産後初だ。


窓の外をみて『ゆき、ゆき〜』と浮かれる子を外に連れ出すも、
冷たさと寒さに、たちまち撤退。
嫌だってさ〜。


そんな今日は節分。
昨年はお面で遊んだだけだったが、
今年は家中まわって豆まきできたよ。
しかも、あの固い炒り豆も一緒に、上手に食べたさ。
ポリポリむしゃむしゃね。
年の数の何倍食べたかなあ。


はじめて恵方巻もとりいれた。
干シイタケとかんぴょう、高野豆腐を一緒に戻したまま煮て、
その鍋にザルをひっかけインゲンとニンジンを蒸す。
インゲンニンジンは蒸しただけの甘みを生かし、
煮るほうは少しのみりんと醤油をシッカリ含ませた。
ひと鍋で、たちまち出来る具を考えたんだ。
ゴボウの丸煮が別にあったしね。
いためたぶつ切りゴボウを昆布で煮て、水半分ぐらいで醤油、
煮切るまえに転がしてツヤっとさせたもの。
日持ちするし加工してイロイロ使える常備菜なんだ。


刻んだり、長いまま細く切ったりして
色よく並べてクルクルクル。
具の組み合わせを工夫できるし、
思ったより楽しくてハマりそうだ。


これも、家族全員でアムッ、とできた。


そのあとは味噌仕込み。
できるかわからなくて大豆は水につけていなかった。
でも大丈夫。
厚手の鍋で少し煮てから、新聞にくるんでしばらく放置。
シワが寄っていたって、そのうちにふやけるんだ。
これを何度か繰り返せば、やわらかくゆであがる。


今年は、大きめのビンの底をつかってつぶした。
だいたいつぶれたら、麺棒で仕上げ。
粗めだけれど、麦麹で仕込む麦味噌ということもあり、
それで良しということにしてみたよ。


最後にはみんなで念じる。
お豆さん、お米さん、塩さん、
そのまわりに生きている小さな生物さんたち、
みんなみんな、仲良くなってね楽しくやってね〜、
楽しみにしてるよ、よろしくね、
なんて調子でね。


あとは、たまに声がけするんだ。
元気? がんばれ〜、なんてね。
仕上がりは如何に!?


これが我が家の節分行事、ということになりそう。