と〜ちゃんと一緒
と〜ちゃんは、遊んでくれる人。
楽しいことを教えてくれる人。
か〜ちゃんにはナイショのことも・・・
朝のモロモロの支度をしているあいだ、
と〜ちゃんが先にご飯を食べていると
『おあかさんにはナイショね』と
ごはんつぶをわけてもらっていたらしい。
そんなつながりをいつのまにかつくっていたのね。
昨日・今日とたっぷりと〜ちゃんと遊んでもらって
また絆がグッと深まったのか、
寝かしつけのとき、途中でと〜ちゃんがいなくなると
ムクッと起きあがった。
ぺたっ、ぺたっ、ぺたん・・・と
マメ電気しかついていない部屋に
ゆっくりハイハイの音が響いていた。
さて、どこまで行くのか、と思えば!
電気のついていなかった廊下も通過して
と〜ちゃんの部屋のドアのまえで
“ えっ、えっ ” と座りこみ。
中では、と〜ちゃんがひとり
晩酌していたのだった。
出てきたと〜ちゃんの手にしたコップをみて
すかさず、“ ンまンま〜〜 ”、
オレにも飲ませろ、の合図。
連休の中日、仕方ないな〜(!?)と
と〜ちゃん、おちょこをとりだしてきた。
さましてあった番茶を注いでネ。
ビールと同じ色だ。
ものすごくうれしそうな顔をして
“ っあ〜〜 ” と飲み干すボウズ・・・。
つぎには、もう一杯、の催促。
台所のゲートにつかまって
足をバタバタさせてまで!(笑)
と〜ちゃんがもう一杯をつくってくると
自分のイスにちょこん、と座って
ナゼかお腹をポンポン、と両手でたたいている。
席について待ってるよ、ボウズ・・・。
と〜ちゃんとの初の晩酌、
調子にのったところで、
とうとう、ビールの泡をなめた。
1歳5ヶ月だったか!
か〜ちゃんは、0歳児のときだったらしいからなあ。
いやしかし、これからどんどん、
男同士の時間が増えてゆくのだろう。
ボチボチ、と〜ちゃんの出番がやってきた。